本日の大人クラスの授業は、生徒さんのかねてよりの要望で「絵具遊び」です。前回まで長い間大作に取り掛かっていてそれがやっと完成したので今回は息抜きを兼ねた絵具の表情の研究です。子ども達が行っていた「コロコローラー絵画」に強く興味を惹かれていたので、試してましょう。
プチプチやカットしたフェルト、モールなどが付いた特製ローラーで絵具をコロコロしていきます。絵具も単色ではなく、何色も混ぜたりして偶然にできる面白い表情を探っていきます。
たくさんのローラーを転がしたり重ねたりして様々な表情が生まれました。綺麗ですねえ。砂漠の風景に見えたり、織物の柄に見えたりととても楽しそうに行っていました。これらを下地にして上から描き加えていくと素敵な絵が出来上がりそうですね。今後の制作にも活かせそうです。
ローラーで使った絵具の余りに丸い紙をペタっとしてみると…これまた素敵なマーブル模様ができました。これにもイメージが喚起されますね〜。
縦横を変えて見てみたり、マーブル模様をのせてみたりとイメージを膨らませています。
こちらは、スパッタリングの練習です。絵具をつけたハブラシで網を擦り、絵具の霧を降らせています。紙に置いた物のシルエットが柔らかく綺麗に浮かび上がります。柔らかい表情の背景にも使えそうですね。 今回はこのように楽しみながら絵具の表情の研究を行いました。筆では決して再現できない表情を知ることもとても大切なことなのです。楽しいですしね。
