最近は五月らしい気持ちの良いお天気が続いていますが、朝晩はちょっとヒンヤリしますね。体調管理には気をつけましょう。
さて、今回ご紹介します作品は「大きなりんごのある風景」です。
まず、りんごをよく観察して水彩絵具で描きます。りんごを描くうえで大事なのは、丸いかたちではなく以外とゴツゴツしているところと、ヘタの部分がちゃんと凹んでいるように描けるかどうかというところです。
りんごが描けたら、どんなところに置いてあるのかな…また、まわりにはどんな動物や虫たちが集まってくるかな…などまわりの風景も描き込んでいきましょう。
こちらは、チョコレートや砂糖と一緒に木製のテーブルに置いてあって、アリが集まって来ています。りんごもとても美味しそうに描けているのでアリが集まってくるのもしようがないですね。りんごの影はもちろんのこと、アリの影までしっかりと描き込んであって素晴らしいですね。
こちらは、りんごと集まってくる動物たちの描き具合がとってもかわいらしいですね、ちょっとかたちはまだ幼いですが、しっかりと観察して描いたというのが伝わってきます。とても味わいのある絵です。
こちらは全体的に淡くまとめて、柔らかい雰囲気の絵ですね。色もとてもキレイです。ただよく見ると淡いなかにもしっかりとした描写がなされていてとても完成度の高い作品です。とくにりんごの描写は良いですね。また原っぱを画面の隅々まで描き込んでいるのが完成度をより高めています。何か宝物のりんごを動物たちが守っているかのようですね。